エコチル調査にご参加いただいているお子さんの中で、年長のお子さんが、この春小学校に入学されます。エコチル調査では小学生の子どもがいるスタッフに、子どもが小学校に入学する前に親としてどのような準備をしたかを聞いてみると 、「和式トイレの使用」と「雨の日の登下校」の練習をしたことを話してくれました。
まず、トイレですが、洋式トイレの経験しかないお子さんがほとんどではないでしょうか?
小学校の和式トイレは年々減ってきているものの、文部科学省の実態調査によると小学校の半分は、洋式トイレより和式トイレの方が多いようです。
そのため、入学してから小学校の和式トイレに戸惑わないように、ショッピングセンターや公園に遊びに行ったときは和式トイレにチャレンジさせたそうです。
入学前に和式トイレを使った経験があると、お子さんは安心して学校の和式トイレを使用できますね。
次に、登下校の練習です。最近は、保育園や幼稚園へは自宅から車やバスで送迎することが多くなっています。
外出時にお子さんがたくさんの荷物を持って歩く機会は、かなり少ないのではないでしょうか?さらに、雨の日に荷物を持って、傘をさして長靴で歩くことなんて滅多にないのでは?
エコチル調査室のスタッフは、雨の日に、子どもに本や筆箱を入れたリュックを背負わせ、水筒を肩からぶら下げさせて、傘を持たせ、長靴をはかせて、学校まで一緒に歩いたそうです。
「荷物を持っていると、歩くスピードがゆっくりだし、時々立ち止まったりするのよ。お陰で子どもが徒歩で学校まで、最大で何分くらいかかるかがわかったわ。」と話してくれました。
入学する前に、通学するときのスタイルで、お子さんと一緒に通学路を歩いてみませんか。通学時間や通学路、お子さんが通学するときの様子がわかるだけでなく、「大丈夫だった!」「成長したなぁ!」など、いろんな発見がありますよ。