2018年2月10日、東京の日本未来科学館で第7回エコチル調査シンポジウムが行われました。「みんなで支える妊娠・出産」がメインテーマとなっており、調査参加者をはじめ多くの方が参加していました。
エコチル調査コアセンター長の川本俊弘先生から「『エコチル調査』のこれまでとこれから」について講演があったのち、前半は、りんくう総合医療センター泉州広域母子医療センター長の荻田和秀先生から「妊娠・出産のホンマの話」として、出産に伴うリスクを様々な出来事と比較した特別講演が行われました。荻田先生はドラマ「コウノドリ」のモデルとなった医師であり、先生の経験談を交えたお話を聞くことができました。
後半は、ご講演いただいた川本先生、荻田先生に加え、エコチル調査甲信ユニットセンター長の山縣然太朗先生、タレントの蛯原英里さん、助産師でエコチル調査福島ユニットセンターの半澤ハル子さんによるパネルディスカッションが行われました。一児の母である蛯原さんの妊娠・出産時に感じたことや、半澤さんの助産師からみたお母さんたちへの助言などを聞くことができました。
大阪母子医療センターエコチル調査室 臨床心理士
楠元 里奈