2017年11月10日(金)、岸和田市立浪切ホールで「エコチル調査6周年記念講演会 今、大阪(泉州)の子育てを考える」を開催しました。調査参加者や協力医療機関・自治体の方々など、65名もの皆様にお集まりいただきました。
講演会は、大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学 磯博康教授の開会の辞より始まり、前半は「エコチル調査からみる大阪(泉州)地域」として、大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学 柿ヶ野藍子特任助教が、全国の出産時状況等のデータから大阪ユニットの参加者の状況を、大阪母子医療センター母子保健調査室 佐藤拓代室長が大阪ユニットの参加者の育児感や子育ての状況を報告しました。
後半は、神奈川工科大学応用バイオ科学部栄養生命科学科 岡田知雄教授の特別講演「子どもの健康とICT(スマホ・タブレット)とのつきあい方」があり、ICTが子どもの心身に与える影響や、ネット依存の問題などについてお話しいただき、子育てにおけるICTとの適切な関わり方を改めて考え直す貴重な機会となりました。
また、託児室では0歳から3歳までのお子さんをお預かりしました。昼寝や、おもちゃ遊び・工作などで、楽しく過ごしていただきました。
エコチル調査大阪ユニットセンター 小児科医
野崎 史子