エコチル調査開始から10年目を迎え、参加者の皆さまへ感謝を込めて、11月28日(日)に岸和田市立浪切ホールで「エコチル調査10周年 たこチル感謝祭」を開催しました。
オープニングは岸和田市内公立高校ダンス部(大阪府立久米田高校・大阪府立和泉高校・岸和田市立産業高校)による懐かしいヒット曲「踊るぽんぽこりん」をはじめ、「恋のダイヤル6700」「なんてったってアイドル」によるダンスで賑やかに華やかに幕が開きました。
開会のご挨拶は、大阪ユニットセンター長 磯 博康(大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学教授)より、これまでのエコチル調査協力へのお礼を述べるとともに、13歳以降のエコチル調査について触れました。
記念講演は、「エコチル調査~未来への希望」と題して、エコチル調査コアセンター次長 中山祥嗣先生より「子どもをとりまく環境の変化」や「今、子どもたちに起こっていること」をビデオ講演後、エコチル調査コアセンター主任研究員 高木麻衣先生に「エコチル調査でわかったこと」をご講演いただきました。
中山祥嗣先生ビデオ講演「エコチル調査~未来への希望~」
メッセージ「エコチル調査~未来への希望~」
休憩をはさんで、後半は大阪市立科学館 「かがくの先生」による『わくわくサイエンスショー』でした。3原色の光を使った不思議な世界「光のヒ・ミ・ツ」を体験しました。十数枚のCDを貼り付けた扇風機が回ると会場内に虹ができ、歓声が上がりました。また、スクリーンを使って3色の光を重ねると絵の具の場合と違って白色になり、参加者からは予想が外れて、「えー?!」と驚きの声が上がりました。
フィナーレは再び、岸和田市内公立高校ダンス部が登場。「ドラえもん」の曲に合わせて参加者の皆さんと一緒に手振りダンスを楽しんだ後、各高校からダンスが披露され、最後は「ガッツだぜ」の軽快なリズムに合わせて3校全員が舞台に。アンコール曲は「ダイナマイト」で締めくくりました。総勢88名のダンスは圧巻で、会場は大いに盛り上がりました。
最後に大阪ユニットセンター副センター長 植田 紀美子 (大阪母子医療センター企画官)の謝辞により終演となりました。
感謝祭参加の皆さんには、新型コロナウイルス感染防止対策にご協力をいただき、お礼申し上げます。
エコチル調査大阪ユニットセンター 子ども療養支援士
江口 静香